リフレクソロジ=足裏健康法

足裏療法について

反射区とツボの違いは?

リフレクソロジーの「反射区」と、いわゆる「ツボ」は、まったく同じものなの一肩や背中を押してもらったときに、気持ちがよくて思わず「あ、そこそこ」と言ってしまうようなポイントは、「図星」、「急所」というような広い意味での「ツボ」になります。


ただ、厳密にいうと、ツボは経穴といい、東洋医学の経絡の理論に基づいたポイントになります。東洋医学では、人体には「気」というエネルギーが流れるライン(経絡)があり、その要所要所にあるのがツボ(経穴)であると考えます。そして、そのツボを刺激することによって、経絡の異常を調整することができるのです。ツボは、点という形で全身に存在しています。この経絡、経穴に基づいて治療をするのが鍼や灸、指圧になります。

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一方、リフレクソロジーは経絡とは異なる十本のエネルギーラインを基本とした「ゾーン理論」に基づいており、手や足、耳などの身体の一部分に全身がキューッと小さく反射投影されているのが特徴です。反射区はツボとは異なり、点ではなく、面として捉えます。
反射区とツボでは、重なるポイントももちろんありますが、このように別の理論のもとに成り立っているのです。反射区とツボの違いがおわかりいただけたでしょうか。