リフレクソロジ=足裏健康法

足裏療法について

フットバス(足浴)のすすめ

リフレクソロジーを行なう前にフットバスで足浴をすると、足を洗浄して衛生を保ち、さらに足を温め血行を促進させるという相乗効果があります。
しかし、ご自宅には専用のフットバスがない人がほとんどだと思います。そんなとき、フットバスの代用として使っていただけるのが「お風呂」です。浴槽に少しお湯を張り、浴槽のヘリに座って足を入れれば、立派なフットバスになります。家族でリフレクソロジーをやるときには、みんなで浴槽のヘリに座ってフットバスをするだけでも楽しいのではないでしょうか。あるいは洗面器にお湯を張って、足をつけるだけでも十分ですので、ぜひ足浴を施術前にやってみてください。このために、フットバスをわざわざ買う必要はないと思います。

 

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足浴は約40~42度の湯加減が理想的です。フットバスの時間は、通常5分から十分ぐらいですが、ご自宅では特に時間を決めず、お好きなだけくつろいでください。
また、フットバスの中にエッセンシャルオイルを入れると、香りも楽しむことができます。お勧めのエッセンシャルオイルはラベンダーです。ラベンダーはリラックス効果が非常に高いだけでなく、殺菌効果もあるので、足を清潔にするためにもぜひ使っていただきたいと思います。


さらに、冷え性の方にお勧めしたいのが洗面器を二つ利用した「温冷交代浴」です。一つには温かいお湯を、もう一つには冷たい水を張り、三分ずつ、もしくは五分ずつというように交互に足をつけていく方法です。血管が収縮、拡大を繰り返すことで、血行がさらによくなるからです。
もし、足浴ができない状況であれば、少なくとも簡単に足を洗ったり、ウェットティッシュで足を拭いたりして衛生面には十分配慮して、リフレクソロジーを行なってください。

指のどのあたりを使う?腕や指の力が弱くてもできる?疲れないでやるコツは?

Q・指のどのあたりを使うの? 爪が長くてもできる?
A・通常は、指の腹ではなく指先を使います。そうすることにより力が集中し、より的確で深い刺激ができるからです。ただ、爪を伸ばしている人、力が思うように入らない人は、親指の第一関節の裏部分を使ってください。爪の長さに関係なく、かなりしっか
りとした刺激が伝わると思います。

 

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Q・腕や指の力が弱くてもできる?
A・指や手の力だけでぐいぐい押そうとすると、やはり手や腕、肩などにも負担がかかってしまいます。そこで、自分の体重をうまく使って刺激するようにします。よって、力が弱くてもまったく問題ありません。ポイントは、身体の力を抜いて息を吐きなが
ら刺激を与えることです。よく、力を入れようとして息を止めてしまう方がいますが、逆に疲れやすくなってしまいます。ゆっくりと呼吸をしながら行なうのが疲れないポイントです。

 

 

Q、疲れないでやるコツはあるの?
A・体重を使って刺激することはもちろんですが、力を加えていく方向とは逆から、もう片方の手を壁になるように「支え」として使ってみてください。こうすることにより、支えの手がしっかりと力を受けとめるため、力が逃げず楽に刺激することができます。