リフレクソロジーを避けたほうがいい場合

リフレクソロジーは、無害で安全な健康法ですが、例外的に特別な注意が求められる場合もあります。

泥酔状態のとき
お酒を一、二杯飲んだという程度ならほとんど問題はありません。しかし、泥酔状態の
場合は、リフレクソロジーによって血行がよくなるため、お酒のまわりが早まります。また、泥酔状態のときには、常識的にさまざまなトラブルが起こりやすいため、施術は控えてください。

高熱があるときりフレクソロジーを行なうと血行がよくなるため、一時的に若干体温が上がります。そ
のため、微熱程度なら問題はないのですが、高熱で体温を下げなければならないときにリフレクソロジーを行なうと、さらに体温を上げてしまい、そのあとの対処が非常に問題になります。高熱があるときの施術は控えてください。

妊娠しているとき
欧米にはマタニティ・リフレクソロジーという妊婦へのリフレクソロジーがあります。
しかし、妊婦に施術を行なうには、豊富な経験と知識が必要です。足裏には子宮や卵巣、
その他ホルモン系の反射区もあるので、もし間違えて子宮の反射区を刺激してしまうと、間接的に子宮を刺激することになってしまいます。万一のことを考え、妊娠している人への施術は控えていただきたいと思います。もし、どうしても妊娠中にリフレクソロジーを受けたいという方は、必ず専門知識のあるリフレクソロジストに施術してもらうようにしてください。

重度の糖尿病の人
糖尿病の患者さんは免疫力が低下しており、足に水虫や感染症などを持っているケースが非常に多いようです。その意味からも、まずは衛生面で気をつける必要があります。
また、症状、程度によっては、血管が細くなってしまっているケースもあります。足裏を刺激することによって血流が盛んになり、血管にダメージを与える可能性も考えられます。
リフレクソロジーを受けたい場合は医師に確認をし、専門家に施術をしてもらってください。自宅での施術は控えていただいたほうがいいと思います。

重度の骨粗霧症の入
この場合も専門家が施術するのであれば問題はありませんが、ご自宅でやるのは控えていただきたいと思います。リフレクソロジーでは骨に沿って刺激を与えたり、骨の上を直接刺激することもあります。重度の骨粗霧症患者の場合は、軽い刺激でも骨にヒビが入ってしまう危険性があります。