リフレクソロジ=足裏健康法

足裏療法について

リフレクソロジーの効用 その1

リフレクソロジーによって得られる効果を具体的に見ていきましょう。リフレクソロジーは、冷え性や頭痛などの個々の症状を緩和する効果ももちろんありますが、むしろ、心と身体全体に働きかけ、より大きな癒しの効果を発揮する可能性を秘めています。
リフレクソロジーは、心と身体を芯からリラックスさせることができるのです。

 

「血行がよくなる」
リフレクソロジーの四大効用としてまず最初に挙げられるのは、第二の心臓である足裏を刺激することで、血行が改善されるということです。全身の細胞に新鮮な酸素が十分に行き渡り、血液やリンパの流れが整えられ、新陳代謝が活発になります。
その結果、体内の老廃物をスムーズに排世し、身体を内側からきれいにすることができるので、リフレクソロジーは美容法としても大きな効果が得られるのです。美容というと、化粧品やエステなど、外側から施すものが中心になっていますが、リフレクソロジーは、身体の内側からきれいになる美容法です。老廃物が体外に出ていくことによって、健康維持増進に役立つのはもちろんのこと、美肌効果も期待できるのです。


自然治癒力が高まる」
人間には、本来あるべき理想的な健康状態というものがあります。一旦、体調を崩しても、必ずもとの理想的な状態に戻そうという力が働きます。この力が自然治癒力です。
たとえば、手をカッターや包丁で切ってしまい出血した場合でも、十日から二週間ほど経つと、皮膚はもとの状態にきれいに再生されています。あるいは風邪をひいたときに三十九度の高熱が出たりするのは、体内に入り込んだ細菌やウイルスを熱によって壊滅しようという免疫機能が働いているからであり、細胞やウイルスが死ねば、数日で熱は下がり、
もとの状態に戻ります。これがまさに人間の自然治癒力なのです。
リフレクソロジーによって自然治癒力が高まるのは、血行がよくなり、新陳代謝が活発になることによって、身体の中の老廃物が排世され、免疫機能が高まるからだと考えられています。自然治癒力が高まるということは、病気を予防する効果も期待できるということです。
病気になってから治療するのではなく、リフレクソロジーによって、普段から病気になりにくい身体をつくることができるのです。
これからの時代、「いかに病気を治すか」よりも「いかに病気にならないか」という視点がより求められるようになってくると思います。「予防の医学」として、自然治癒力を高め、健康を維持するリフレクソロジーにはますます大きな注目が寄せられているのです。

 

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