リフレクソロジ=足裏健康法

足裏療法について

各国のリフレクソロジー事情

欧州リフレクソロジーは医療・福祉と共に歩む一方、ヨ-ロッパでは、医療や福祉、ターミナルケァ(末期看護)の現場でリフレクソロジストがいきいきと働いている様子を見ることができます。デンマークスウェーデンなどの福祉王国といわれる北欧の国々では、医師や看護師がリフレクソロジストであるケースも多く、リフレクソロジーが治療に与える影響に関して、先進的な研究も数多く進められています。


数年前、ノルウェーで学んだときには、イヤー・リフレクソロジーを目の治療に導入しているという話を聞きました。耳のピアスをする位置は、ちょうど目の反射区にあたります。シルバーには気を鎮静化する作用があり、ゴールドには逆に気を活性化する作用があるため、たとえば眼圧が低い人や視力が低い人には、目を活性化させるために、一定期間ゴールドのピアスかイヤリングを勧めます。逆に眼圧が高い人、オーバーワークで目が疲れている人には、目の機能を鎮静化させるために、シルバーのピアスを勧めるそうです。


また、イギリスでは、アロマセラピーでも場合によっては保険がきくというほど、代替医療、補助医療の地位が確立きれています。これは、西洋医学の限界に直面した医師たちが、代替医療の必要性に目を向け始めたと同時に、薬の副作用に対する不安から患者も補助医療にますます注目するようになったからだといわれており、フリーのリフレクソロジストやアロマセラピストが医師をサポートするという形で数多く活躍しています。


サロンから医療現場まで、多彩な日本のフィールド
日本では、ここ数年のストレス社会を反映してか、急激に「癒し」「ヒーリング」に注目が集まるようになりました。全国の都市部には、私たちのRAJA英国式リフレクソロジーをはじめとするさまざまなスタイルの「癒し」のサロンが展開されています。また、百貨店やショッピングセンターの中でも、こうしたリラクセーション・スペースが一定の認知度を得てきたように感じます。


一方で、私たちのスクールでリフレクソロジーを学んだ卒業生の中には、自宅で開業したり、地元密着のサロンを立ち上げて活躍している方もいます。また、欧米のようにお客様の自宅やオフィスに出張するという形式で働いているリフレクソロジストもいますので、もしかしたら皆さんのご自宅のすぐ近くにリフレクソロジストが住んでいるかもしれません。